紅茶との合わせ方・紅茶のおいしい入れ方

紅茶研究家の磯淵猛さんによる、鎌倉山ラスクに合った茶葉の選択とラスクとの美味しい飲み方をご案内致します。

磯淵 猛/いそぶち たけし(紅茶研究家、エッセイスト)
1951年愛媛県生まれ。青山学院大学卒業
79年に紅茶専門店「ディンブラ」を開業。スリランカ紅茶、インド紅茶の輸入販売も手掛け、同時に紅茶の特徴を生かした数百種類のオリジナルメニューを開発。
ホテル、レストラン、紅茶専門店への紅茶の技術指導や、経営アドバイスを含めたプロセミナーを開催したり、一般向けに紅茶教室やセミナーを開くなど、多方面に活躍中。 95年より「紅茶文化の会」主宰。

鎌倉山ラスクと紅茶の合わせ方

“鎌倉山ラスクをより美味しく、ヘルシーに。”

ベストペアリングティー
ラスクを召し上がって頂いた時、“より美味しく、よりヘルシー”になる紅茶をセレクションしました。 “より美味しく”はラスクに含まれる軽い油成分や味、香りを紅茶がさらっと流し、いつも一口目のおいしさにリセットさせます。
“よりヘルシー”はラスクの脂肪分や油分を紅茶のカテキンが分解し、消化を助け、体に優しいフードに変えます。

”鎌倉山ラスクに合う、紅茶のセレクション。”

スリランカの新鮮な“ディンブラ”
鎌倉山ラスクは味や香りがとても優しくライトな風味です。
素材の味を大切にして、しかも美味しいペアリングの効果を作りだす紅茶として、スリランカの紅茶、ディンブラを選びました。
ディンブラはほのかにバラの香りを有し、味は優しく、幅広い食べ物にマッチします。 色は深みのある赤色で、このままストレートティーでとても飲みやすく、またイギリス式に低温殺菌牛乳を使ってティーウィズミルクにしても、とてもラスクに良く合います。
鎌倉山ラスクとのオススメの飲み方
ストレートティー or ティーウィズミルク

スリランカの茶園から直輸入した新鮮な紅茶です。
野菜や果実のような感覚で、鮮度の良いうちにお召し上がり下さい。

ラスクと一緒に召し上がっていただく場合は、濃い紅茶ではなく、少しライトな紅茶の方が、ラスクの味や香りを引き立てます。

ティーウィズミルクの場合は、低温殺菌牛乳(63〜65℃ 30分殺菌)をティーカップに30〜40ml先に入れ、紅茶をカップの9分目までたっぷり注いでください。

ラスクをより美味しく、さっぱりした食感と、一口目のおいしさを何度も味わうには低温殺菌牛乳で入れたイギリス伝統のティーウィズミルクが一番お勧めです。

紅茶のおいしい入れ方

ブラックティーの入れ方
基本のブラックティー(ストレートティー)の入れ方の紹介です。お湯の沸かし方とジャンピング運動が重要になります。
ジャンピング運動とは茶葉に酸素が付着することで、その浮力で茶葉が上層に浮かび上がる事です。
これにより味、香り、水色がバランスよく抽出されます。
ブラックティーを美味しく入れるコツ
酸素が多く入っている新鮮な水を1リットル〜2リットルの多めで沸かす。
90℃を超えると中の酸素が飛んでしまうため、お湯は沸騰する前に(98℃くらい)火を止める。
茶葉に多くの酸素を付着させるためにやかんを少し高い位置から茶葉に直接当てるようにお湯をポットに注ぐ。

適量の茶葉をティーポットに入れる。
(1リットルの場合は茶葉8〜10g、ティースプーン普通盛りで4杯)

お湯を約98℃に沸かす。
(表面に波が立ち、大きな泡がボコボコ出始める時に止めるのがベスト)

ジャンピングが起こるように熱湯を茶葉にめがけて勢いよく注ぐ。
(茶葉が水面に浮かび上がってきたらジャンピング成功です。)

茶葉の種類にもよるが最低でも5分以上蒸らす。
保温用にティーコージがあればベスト。

ストレーナーで茶葉をこしながら注げば出来上がり!

ティーウィズミルクの入れ方
日本でいうミルクティーは、英語では「ティーウィズミルク」と呼ばれます。
常温のミルクに紅茶を注ぐのが伝統的な作り方です。
ティーウィズミルクを美味しく入れるコツ
茶葉はブラックティーよりさじ加減を多めにする。
先に注ぐミルクで冷めないよう、カップを温める。
紅茶はカップの9分目まで注ぎ、温かさを保つ。

茶葉を多めにしてブラックティーを作る。
しっかり蒸らして、茶葉から豊かな香りとコクを引き出す。

カップには先に常温のミルクを入れるので、
冷めないようにカップに熱湯を注ぎ、1〜2分放置する。

温め用のお湯を捨てて、低温殺菌のミルクを常温で注ぐ、量は20〜30?。
見た目はかなり多めに感じる量になる。

ティーストレーナーを使いながら、
濃いめに作ったブラックティーをミルクの上から注いでいく。

9分目までたっぷり注ぐと、常温のミルクと混ざってもぬるい感じがなく
十分な熱さで飲むことが出来る。